italki vs Lingoda どっち?ドイツ語オンライン比較【2026】
結論(先に要点)
「会話量と自由度」なら italki、「体系と強制力」なら Lingoda。 どちらもオンラインでドイツ語を伸ばせますが、続き方と料金体系が正反対です。
- italki が向く人: 1 対 1 で話す量を最大化したい・スケジュールを自由に組みたい・都度払いで始めたい
- Lingoda が向く人: 決まった時間に毎週通う仕組みで挫折を防ぎたい・体系的な CEFR カリキュラムと修了証がほしい
- 迷ったら: Lingoda で土台(体系)を作り、italki で会話量を足す「併用」がもっとも失敗しにくい
本記事は提携リンクを含みます。内容は運営者の利用経験と各公式情報に基づく中立な比較です。料金・プランは変動するため、最新は必ず各公式でご確認ください。
30 秒でわかる違い
| 項目 | italki | Lingoda |
|---|---|---|
| 形態 | 講師マーケットプレイス(1 対 1) | 語学スクール(少人数グループ/個人) |
| 料金体系 | 都度払い(レッスン単位) | 月額サブスク |
| 請求通貨 | USD 建て(為替の影響あり) | EUR 建て |
| 目安価格 | 1 回 $4〜40 | 月 €184.99〜664.99 |
| 講師 | 自分で選び、同じ講師を継続指名できる | 毎回違う講師(グループの標準) |
| カリキュラム | 講師次第(自由〜体系まで) | 固定の体系カリキュラム(A1〜C1) |
| 会話量 | ◎ 1 対 1 で発話が多い | ○ グループは人数で分散 |
| 続けやすさ | △ 自律性が要る(予約を自分で入れる) | ◎ サブスクが強制ルーティンになる |
| 修了証 | 講師によっては非対応 | ○ コース修了証あり |
| 無料/割引で試す | 割引トライアルレッスン | 7 日間の無料トライアル |
| 向く人 | 会話重視・柔軟・都度払い | 体系重視・毎日コツコツ・仕組みで継続 |
料金・条件は 2026 年 7 月時点の公式表記。変動するため申込み前に公式で最新をご確認ください。
料金を正直に比較する
italki:使った分だけ・USD 建て
italki はサブスクではなく都度払い。講師が自分で価格を設定するマーケットプレイスなので、同じ「ドイツ語」でも講師によって単価が変わります。
- Community Tutor(会話練習向けのネイティブ): 1 レッスン $4〜20(約 ¥650〜3,250)程度
- Professional Teacher(資格・教歴あり、文法・試験対策向け): 1 レッスン $10〜40(約 ¥1,620〜6,500)程度
- トライアル: 多くの講師が割引(通常の半額程度)の初回レッスンを用意
- 予約したレッスン分だけ支払い、月額の縛りなし
日本円の感覚だと、Professional で 1 回 約 ¥1,620〜6,500。USD 建てなので、円安が進むと実質負担が上がる点は渡航前に押さえておきましょう。
Lingoda:月額サブスク・EUR 建て(グループ)
Lingoda は月額のクラス回数で選ぶサブスク。グループレッスン(60 分・毎回違う講師とクラスメイト)の標準プランは以下のとおりです。
| プラン | 月のクラス数 | 月額 | 1 クラス単価 |
|---|---|---|---|
| Basic | 5 | €184.99 | €36.99 |
| Standard | 12 | €332.99 | €27.99 |
| Professional | 20 | €397.99 | €19.99 |
| Intensive | 40 | €664.99 | €16.49 |
月額の円換算の目安: Basic 約 ¥34,300/Standard 約 ¥61,700/Professional 約 ¥73,700/Intensive 約 ¥123,200。
- 回数が多いプランほど 1 クラス単価は下がる(Intensive は €16.49・約 ¥3,060/クラスまで低下)
- 7 日間の無料トライアルあり
- 使い切れなかったクラスは翌月に繰り越し(rollover)
- 別途、1 対 1 の個人(Private)プランもあり(グループより単価は高め)
つまり「少量を単発」なら italki、「毎週まとまった回数を体系的に」なら Lingoda のサブスクが 1 レッスンあたり割安になりやすい、という住み分けです。
形式の違い:1 対 1 マーケット vs 少人数グループ
- italki(1 対 1): 講師と 2 人だけなので、自分が話す時間が圧倒的に多い。発音や言い回しをその場で直してもらえる。ただし講師の質は玉石混交で、自分で試して相性の良い講師を見つける手間がかかります。
- Lingoda(少人数グループが標準): 決まったカリキュラムを他の受講生と進む。毎回違う講師なので多様な発音・話し方に慣れる一方、1 人あたりの発話量はグループ人数に分散します。個人プランを選べば 1 対 1 も可能です。
「話す量」を最優先するなら italki、「体系立てて漏れなく積む」なら Lingoda が素直な選び方です。
続けやすさ・脱落しにくさ(ここが本質)
語学は「教材の良し悪し」より「続いたかどうか」で結果が決まります。ここで両者の設計思想が正反対になります。
- Lingoda はサブスクが"強制力"になる: 月額を払い、クラスが予約枠に並ぶことで「やらざるを得ない」仕組みが働きます。多忙でも生活にルーティンとして組み込みやすいのが最大の強み。
- italki は自由度が高いぶん自律性が要る: 都度払い・自己予約なので、「今週は忙しいから」と予約を入れないと自然消滅しがち。裏を返せば、出張や時差のある生活でも柔軟に回せます。
→ 意志の力に自信がない人は Lingoda、自分でペースを作れる人は italki。ここが料金より重要な判断軸です。
ドイツ語ならではの観点
移住後のドイツ語は「役所・病院・住居で困らない実用会話」が最優先。オンライン 2 社をドイツ移住の文脈で見ると:
- A1〜A2(サバイバル期): まず役所や内見で使う定番フレーズを回すのが近道。話す反復が効くので italki の 1 対 1 が刺さりやすい。体系から入りたい初心者は Lingoda の A1 コース。
- B1〜B2(定着・就職ライン): 求人の選択肢が大きく広がるB2 は就職の実質的な壁。文法の抜けを埋める体系学習(Lingoda)+ 面接・業務会話の練習(italki の試験・ビジネス対応講師)の併用が効率的。
- 試験対策(Goethe / telc): italki は試験対策を掲げる講師を指名できる。Lingoda も CEFR 準拠で修了証が出るため、在留・就職で提示できる証跡がほしい人に向く。
なお、受講資格があるなら統合コース(Integrationskurs / BAMF)が最安の体系ルートです。オンライン 2 社はその**補完(会話量・柔軟性)**として捉えるのが賢い使い方。詳しくは VHS・italki・Goethe を含む学習法まとめを参照。
タイプ別おすすめ
| あなたのタイプ | おすすめ |
|---|---|
| とにかく早く話せるようになりたい | italki(Community Tutor で会話量、Professional で文法) |
| 忙しく、仕組みで強制的に続けたい | Lingoda(サブスクでルーティン化) |
| 体系的に毎日コツコツ・修了証もほしい | Lingoda |
| 出張・時差で予定が読めない | italki(自由予約) |
| 試験(Goethe / telc)対策 | italki の試験対応講師 or Lingoda の CEFR コース |
| 失敗を最小化したい | 併用(Lingoda で土台 → italki で会話量) |
→ italki でドイツ語講師を探す(無料登録・割引トライアルあり)
→ Lingoda のドイツ語コースを見る(7 日無料トライアル)
「両方使う」がいちばん失敗しない
予算に余裕があるなら、**Lingoda で体系カリキュラムの土台を作りつつ、italki で「今週習ったテーマを 1 対 1 で話す」**のが最短です。体系(漏れをなくす)と会話量(使えるようにする)は別のスキルで、片方だけだと「読めるけど話せない」「話すけど文法が崩れる」に陥りがち。
コストを抑えたいなら、無料〜安価な土台(統合コース/VHS)+ italki の会話という組み合わせも有効です(→ 学習法まとめ)。
FAQ
Q1. 結局どっちが安い?
A1. 少量を単発で受けるなら italki(都度払い・使った分だけ)。毎週まとまった回数を体系的にやるなら Lingoda のほうが 1 レッスン単価は下がりやすい(Intensive で €16.49・約 ¥3,060/クラス)。ただし italki は USD 建て、Lingoda は EUR 建てで、為替と「続く回数」で実質コストは変わります。
Q2. 初心者(A0〜A1)はどっちがいい?
A2. 体系的に順番どおり積みたいなら Lingoda の A1 コース。まず話すことに慣れたい・日本語で説明してほしいなら italki(日本語対応のドイツ語講師を指名可)。挫折が不安なら、強制力のある Lingoda が無難です。
Q3. Goethe / telc の試験対策になる?
A3. なります。italki は試験対策を掲げる講師を指名でき、面接形式の練習がしやすい。Lingoda は CEFR 準拠のカリキュラム+修了証が出るため、体系的な底上げと証跡づくりに向きます。正式な合否判定は各試験機関(Goethe-Institut / telc)で受験します。
Q4. 支払い通貨と為替は?
A4. italki は USD 建て(円安が進むと実質負担が上がる)、Lingoda は EUR 建て。ドイツの生活口座やカードから EUR で払える Lingoda は、在住者には為替が読みやすい面があります。
Q5. 無料で試せる?
A5. Lingoda は 7 日間の無料トライアル、italki は講師ごとの割引トライアルレッスン(通常の半額程度)で相性を確認できます。まず 1〜2 回試してから本契約するのが安全です。
Q6. 統合コース(BAMF)や VHS と比べてどう?
A6. 受講資格があるなら、補助のある統合コース(Integrationskurs)が最安の体系ルート。VHS(市民大学)も安価で対面の友達ができます。オンライン 2 社は「柔軟性・会話量・毎日の反復」を補う位置づけが最適です(→ 学習法まとめ)。
次に読む
- 【ピラー】ドイツ語の学習法まとめ(VHS・italki・Lingoda・Goethe 比較) — 6 手法を費用・速さ・向く人で
- ドイツ語ゼロで移住できる?英語はどこまで通じる? — 学習の必要ラインを判断
- 【関連ツール】ドイツ語フラッシュカード(暗記ツール) — 頻出フレーズをスキマ時間で反復
- Anmeldung で使うサバイバル独語 + 英語 — 役所の実用フレーズ
- Chancenkarte 完全ガイド — B2 が就職の壁になる理由
出典・参照
本記事の数値・期限・制度説明は、以下の公式一次ソースと突合済 (2026-07-09 時点)。
- Lingoda 公式 - 料金プランlingoda.com
- italki 公式 - 料金ガイド(How Much Does italki Cost?)italki.com
- italki - ドイツ語講師一覧italki.com
- Goethe-Institut - ドイツ語コースと試験(CEFR)goethe.de